懐かしさと好奇心で

一年経って、まだその車両では痴漢されることがあるという事実を知った僕。
懐かしさと好奇心で、それまでは路線を変えて敢えて遠回りをしていた本社出勤を、当時の路線に戻してみました。
『痴漢といっても、そう頻繁に同じ人間が引っかかるというわけでもないだろう』、僕としてみれば思い出しながら通勤してみることに目的がありました。

しかし、再び僕の股座に手のひらが伸びてきました。
乗車して直ぐのことで、この出会い僕も前もって準備していたかのような心地にハッとしてしまうくらい、記憶は鮮明によみがえりました。
そして、確かに当時となんら代わらない感触が握られたペニスを伝って感じられてくるのです。
僕は大いに同様をして、額から脂汗が出ていました。
しかしペニスはそれを歓迎するかのように次第にふくらみ、固まり、痛みとなって主張し始めます。
ペニスに歓迎を受けたことに気を良くした痴漢の手のひらは、一層さおを握り締める力を頑なにして、次の瞬間、鼓動のような速さでスライドさせてきました。

「うっ」と、実際にうめいてしまったのか、それとも心の中でギリギリで踏みとどめたのか、判然としない声を上げ、手のひらの動きに目をつぶり、意識を一点に集めました。
当時同様に、ここは満員電車。デジャビュというには出来すぎた環境と、股間をまさぐる確かな感触。
痴漢は同等としていて、まずはパンツの上からじらすような動きをしません。
いきなりパンツの中の獲物に掴みかかるのです。
そして、自分はまさぐられるのが嫌いじゃないのかもしれないという事実に「はっ」としました。
すると、下手に隠そうという気持ちもなく、ゆだねるように、痴漢に顛末を任せることにしました。
このままの感覚を受け入れよう。
すると僕のペニスは野獣が牙の間からよだれを垂らすように、ガマン汁を、だらしなく滴らせ始めました。
痴漢もガマン汁に気づいたようで、ガマン汁を弧を描くように先端になすりつけはじめました。
そのいやらしい指先に更に誘われるかのように、ガマン汁は一層滴り零れる有様。

終点を向え、人がはけ、痴漢の手のひらが自分の股座から離れたとき、妙に外の光とすがすがしさが、僕に差し込んでいるような心地がするんです。
そして“もしかすると、潜在的には僕はずっとこの瞬間を末弟なのかもしれないと”、感じるほどに開放的な自分に気づきました。

Posted in: 痴漢の体験談